17弦 琴(並甲、すだれ彫り、琴柱付き)

17弦 琴 並甲 すだれ彫り

参考買取価格
25,000

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このお品について

十七弦の琴とは1921年に宮城道雄が考案した楽器です。

普通の琴と形は似ていますが、弦が17本あり、絃の太さも太く、低音を奏でる楽器となっております。また、絃が太い事により爪も厚めの物を使われています。長さ、幅、厚み等も大きく、全長約210cm、幅約180cm、重さ約8kgと1回り大きくなっております。

裏板には取り付け方が2種類あります。並甲(なみこう)と刳甲(くりこう)があり、並甲は裏板を水平に貼り合わせベタ付けをする為、磯の部分に境目が入ってしまいます。刳甲は裏板を表甲と45度の角度に切り貼り合わせトメ付けをする事で磯の部分に境目が入らないような作りで、並甲と比べると高級品に使われることが多い為高価です。

琴のランクが簡単に分かる部分が、裏面の穴から覗くと彫り方の種類がいくつか御座います。一般的にお稽古用に使われるのがすだれ彫りです。演奏会用の中にもランクがあり、綾杉彫り、子持ち綾杉彫り、麻型彫り、の順番に細かい細工がされており、麻型彫りが最も珍しくランクが高く高価なもので御座います。

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    祖父から父、父から私と受け継いできましたが、一度査定に出してみようと新栄堂さんに依頼しました。
  • 祖父の遺品の骨董品をまとめて買っていただきました!
    和楽器を買い取っているということで祖父が集めていた骨董品と祖母の琴を査定していただき、思っていたより高く売れました。

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