小林和作 油彩4号「木曽御岳の秋」、高間惣七 油彩3号「いんこ」

この作品について

小林和作 油彩4号「木曽御岳の秋」、高間惣七 油彩3号「いんこ」をお譲りいただきました。
小林和作は文展や春陽会展で活躍を果たし、春陽会や独立美術協会の会員になり、芸術選奨文部大臣賞を受賞、勲三等旭日中綬章を受章するなどの実績を残しました。
高間惣七は過去最高である帝展で連続特選を果たし、槐樹社や東光会を創立、横浜文化賞で受賞、勲三等瑞宝章で受章するなど、2人ともとても人気のある作家でした。
どちらの作品もフジヰ画廊さんで購入された作品となります。状態等も良好でしたのでお客様に満足いただける査定で買い受けいたしました。

作家情報

小林和作、高間惣七について

小林和作（こばやしわさく）
1888年　山口県に生まれる
1904年　京都市立美術工芸学校 絵画家 入学
1908年　日本画家 川北霞峰 師事
1910年　第4回文展「椿」初入選
1913年　第7回文展「志摩の波切村」褒状受ける
1918年　鹿子木孟郎 画塾に通う
1924年　第2回春陽会展 初入選
1925年　第3回春陽会展「伊豆風景」春陽会賞 受賞
1926年　第4回春陽会展「軽井沢の春」春陽会賞 受賞
1927年　春陽会 会員
1934年　独立美術協会 会員
1953年　芸術選奨文部大臣賞 受賞
1971年　勲三等旭日中綬章 受章
1974年　永眠

高間惣七
1889年　東京都京橋に生まれる
1913年　第7回文部省美術展覧会 初入選
1916年　東京美術学校 西洋画科 卒業
1919年　第1~5回帝国美術院展覧会 特選 連続受賞
1924年　金沢重治、田辺至らと槐樹社（かいじゅしゃ）創立
　　　　 槐樹社 第1回展開催 以降、第9回展まで開催
1933年　堀田清治、橋本八百二らと東光会 創立
1937年　文部省美術展覧会 無鑑査出品
1955年　日展審査員 返上
　　　　 独立美術協会 参加
1960年　横浜文化賞 受賞
1973年　勲三等瑞宝章 受章
1974年　永眠