斎藤真一 木版画 「瞽女日記（髪洗い）」、琴（十三絃 綾杉彫り くり甲 玉縁包み）

この作品について

東京都港区にて斎藤真一の木版画 「瞽女日記（髪洗い）」、琴（十三絃、綾杉彫り、くり甲、玉縁包み）等をお譲りいただきました。
斎藤真一は岡山県出身の洋画家で、旅の途中で瞽女と出会ったことで瞽女を描き続けました。失われた文化に悲哀な女性をテーマに描く作家です。
こちらも瞽女の作品の１つで全体的に状態も良好でしたので。
その他にも十三絃の琴も併せてお譲りいただきました。綾杉彫りのくり甲、玉縁包みと演奏会用のお品でした。多少の使用感はあるものの、目立つ傷はありませんでしたのでお客様に満足いただける査定で買い受けいたしました。

作家情報

斎藤真一 について

斎藤真一（さいとうしんいち）
1922年　岡山県児島郡味野町に生まれる
1948年　東京美術学校 師範科 卒業
1959年　渡仏し、渡欧中の藤田嗣治と知り合う
1971年　「星になった瞽女（みさお瞽女の悲しみ）」安井賞佳作賞 受賞
1973年　『瞽女＝盲目の旅芸人』エッセイストクラブ賞 受賞
　　　　『越後瞽女日記』ADC賞 受賞
1985年　『絵草紙　吉原炎上』、『明治吉原細見記』を刊行
1987年　『斎藤真一放浪記』刊行
　　　　『絵草紙　吉原炎上』、『明治吉原細見記』が映画「吉原炎上」として上映
1993年　山形県天童市「出羽桜美術館分館　斎藤真一心の美術館」開館
1994年　永眠